日蓮聖人の杖桜(安国寺)
どんな伝承か
曽谷の安国寺には、日蓮聖人が桜の杖をついて来て、それが地に根づいたという杖桜が伝わる。十年ほど前に元の木は枯れてしまったが、今は二代目の桜が植えられているという。日蓮が説法のため三度訪れた際、妙見堂の前に杖を刺してしばし休んだところ根が生え、桜の花を咲かせたのだと加藤清は語っている。
原典より
迷信だんべけどね、この安国寺に日蓮様が桜の杖で来たのか根づいたってね。—— 市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。