① 馬駆け
どんな伝承か
馬のことで記憶しているのは、正月二日の日に馬の駆け足競争があったことだという。春日神社のところでやったもので、その当時は家々に馬を持っていたから、その人たちが出て春日神社の前の通りを走らせた。神社の前はみな畑原で、十二、三頭ほどが出、長さは軒数にすると二丁ほどあった。まっすぐ行く道と横に行く道の両方があり、横に行く道の方が走るのが全体まで見えて立派だったという。賞品はなく、ただ皆に一等になったというだけだが、毎年行われた。
原典より
馬の事で記憶してんのはね、正月二日の日にね、馬の駆け足競争があっただね。—— 市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第2集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和56年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第2集』を全200話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。