首都高を走る老人顔の人面犬
どんな伝承か
1990年頃、市川市周辺の若者たちが座談で語り合った当時流行の人面犬のうわさ話。人面犬は首都高速道路を時速九十キロで走る、呼ぶと『なんだよう』と老人の顔で振り返る、墓場に深夜二時頃現れる、メンソレータムを嗅がせると逃げる、などと語られた。参加者たちは、これは以前流行した口裂け女と似た、子供のうわさ話の類だと話し合っていた。
原典より
6 口裂け女7 こっくりさん・ほか8 コイン占い9 あなたの後ろに幽霊が10 猫肉のハンバーガー・ほか国分高校同窓会1 ピアノ室の怪2 部室の怪3 国府台小学校の七不思議—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))
『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。