家康の側室お万の方が寄せた衣
どんな伝承か
唱行寺の宝物のひとつにお万の方の衣がある。徳川家康が寵愛した側室のお万の方がこの寺に出向き、寄進していったものだと伝わる。お万の方は他宗であったというが、その衣が寺に納められて残っている。宝物を見せながら語られたもので、寺には梶川与惣兵衛のかみしもや本多平八郎の文書など、由緒ある品がほかにも並んで伝わっている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))
『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。