IV唄・諺 3 浅間山には煙が絶えぬ
どんな伝承か
話者の母も祖母も稲越で育ち、国分を通って何度も稲越へ行った。祖母は学があってことわざをたくさん知っており、達筆でもあった。その祖母が「浅間山には煙が絶えぬ、私の胸には子が絶えぬ」などと教えてくれたという。長男である話者を「あっちゃん、あっちゃん」と可愛がり、「昔からこんなことをいうんだよな」と語ってくれた。戦争中は話者と妹弟と祖母の四人で栃木県へ疎開したとも話す。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。