とうもろこし盗み
どんな伝承か
塩田の仕事は重労働で、持って行った弁当も十時ごろには食べてしまい、帰るまでに腹が減って仕方がなかった。市川学園に入ってから塩田作りに通ったが、当時は裸足で歩いて行った。弁当にろくに飯がなかったので、途中の畑から何人かでとうもろこしを盗ったことがあると山田良治は語る。実だけにすると辛くなって食べられないので、皮を剝かずに採ったままざるへ入れ、塩を焚いている所へ吊り下げて、温泉卵のように蒸して食べた。旨かったという。
原典より
で、当時はそんなね、いたずらぐらいでしたね。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。