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将軍に直訴して磔となった佐倉惣五郎

所在地千葉県成田市下方(宗吾霊堂)
年代明暦元年
登場佐倉惣五郎、木内宗吾、堀田上野介、久世大和守、徳川家綱、老中(惣五郎の駕籠訴を受けた)、将軍
出典房総の伝説

どんな伝承か

下総佐倉藩主堀田上野介の重い年貢取立てに苦しんだ名主たちが訴えを重ねても顧みられず、公津村(現成田市)の名主惣五郎(木内宗吾)が将軍家綱の寛永寺参詣を狙って単身直訴を決行した。訴状は殿中で評議されたが、家臣らは惣五郎一人に罪を着せて極刑を主張し、明暦元年二月十一日、惣五郎の四人の子が斬首されたのち夫婦は磔となった。惣五郎の霊を祀る宗吾霊堂は成田市下方にある。

原典より

下総佐倉藩主の堀田上野介の重い年貢取立てに百姓は困窮をきわめ、名主らは藩に訴えたが顧みられない。—— 房総の伝説(平野馨) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

房総の伝説(平野馨)

『房総の伝説』は、平野馨が安房・上総・下総の旧三国、ほぼ今の千葉県に伝わる伝説を選んで編んだ資料集である。ホトトギスやワラビの由来、片葉の芦や頼朝の箸の杉、弘法の井戸、将門や八幡太郎の話、坂戸神社の人身御供、証誠寺の狸など、動植物・石・池・地名・家・祭りにまつわる伝説を市町村名を添えて記す。はしがきに示す自然伝説・歴史伝説・信仰伝説の三部に分け、解説や論評を加えずに書き連ね、似た話のある土地も併せて挙げる。

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