六 大評判になったあめ売りおまん
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どんな伝承か
江戸時代の嘉永(一八四八―五三)のころ、若葉町に「おまんが飴」を売る娘がいて大評判であった。おまんは納戸の手拭いを巻き上げにかぶり、紅ひもで結んだ笠をかぶって、納戸小袖に黒えりをつけたものを着、紅染めの前掛けに友禅の帯をしめ、紺のきゃはんに白たびをつけ、麻裏のぞうりをはき、編みがさを肩にして町々を売り歩いた。その唄声や所作がおもしろいので、芸者や子どもまでがまねをするほどで、中村屋の芝居にまで取り入れられて人気をあつめたという。売り歩くときの唄も書きとめられている。
原典より
時代 江戸時代 嘉永(一八四八 五三)のころ若葉町に、「おまんが飴」を売る娘がいて大評判であった。—— 新宿と伝説(新宿区教育委員会) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新宿と伝説(新宿区教育委員会)
新宿区教育委員会編『新宿と伝説』を全62話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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