入学した高校と同じだった初夢
どんな伝承か
練馬区の中学三年生が、高校受験の年に初夢を見た。中学の友達が「一緒においでよ」と誘い、ついて行くとクリーム色の五階建ての建物があった。窓から友達に呼ばれ、ピョーンと飛び上がって五階の窓から入ると、そこは教室で、自分は窓際の席にいた。次に畑の中の車の多い道を歩き、遠くに登る太陽がまぶしく光っていた。三月に高校へ入ると、初夢そっくりの道を歩き、太陽がまぶしく、校舎も夢と同じで教室は五階、席は窓際だったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)
松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。