引越し先の雨を先に見た夢
どんな伝承か
東京都三鷹市上連雀の話。昭和五十五年のこと。通りっぱたにある二階以上の建物の一室にいて、窓から外を見ると雨がしとしと降っている——そんな夢をみた。その年の八月、引越した先が通りっぱたのマンションの三階だった。その日は朝から晴れていたが、荷物が片付いた夜に窓を見ると雨が降ってきていた。なお、引越しが決まったのは急なことで、夢を見たのは引越しが決まる前だったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考)
『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』は、松谷みよ子が編んだ現代民話の資料集である。明治以降を目安に、日本民話の会の『民話の手帖』での呼びかけやアンケート、聞書で全国から寄せられた話と、郷土誌や雑誌『旅と伝説』などからの引用を、県別に話者・回答者・出典を添えて並べ、奄美・沖縄のケンムンやブナガヤにも及ぶ。目次では河童・天狗・神かくしの三章の頭にそれぞれ「考」を置き、巻末に河童の名称、天狗・神かくし年表、あとがきを掲げる。