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行徳**(2)

所在地千葉県市川市(徳願寺)
年代現代
登場大東つぎ、志村とみ、精養、徳願寺の住職
出典現代民話考 10 狼・山犬、猫

どんな伝承か

いっとこ婆さんは、今のかんにむの跡で独り暮らしをしていたが亡くなった。葬式を出し、村の六道が棺を担いで来て、徳願寺の手前の堰のところまで来ると、急に雷が鳴り、ひどい夕立になった。六道たちは棺を放り出して逃げてしまい、棺桶だけが置き去りになった。そこへ徳願寺の坊さん、精養さんという偉い坊さんが来て、棺桶の上に乗って木剣を振ると、雨はすぐに止んでからりと晴れた。すると猫が飛び降りた。猫の業だったのである。目に傷のある徳願寺の猫で、その時は徳願寺の猫が取る番だったとも言った。だから死ぬと胸に刃物を乗せるようになったのだと伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 10 狼・山犬、猫(松谷みよ子・現代民話考・1970年代~1980年代推定)

松谷みよ子『現代民話考 10 狼・山犬、猫』を小話単位で全541話収録。狼・山犬・猫にまつわる現代の民話・怪異譚(送り狼・化け猫など)を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明535話・市区町村判明490話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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死人と猫木剣胸に刃物

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