大正十一、二年頃のこと
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どんな伝承か
大正11~12年頃、長野県埴科郡坂城町で、病床の親戚の老婆を看病していた者が見た夢。夜中に看病する中で、病人の老婆が障子を開けて外に出ていく光景を目撃。別の老婆が手招きする中、病人は石切山へ向かい、やがて大きな手に引かれて宙を舞うように山上へ消える。夢から覚めた翌朝、その老婆は意外にも元気になり、粥を食べて回復に向かったという逸話。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。
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坂城町の伝承
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