トップ東京都の伝承大田区

柄杓で頭をつついた母の夢枕

所在地東京都大田区東糀谷
年代昭和五十年
登場磯幸奥子
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

昭和五十年二月十五日に母が他界した。霊というものを信じない私は、仏壇も飾らず位牌も作らず、墓参りもしなかった。ある日、母が亡くなったとき棺にかけてやったきれいな着物を着て、母が急に夢枕に立ち、柄杓で頭をつついた。びっくりして目を覚まし、放っておいたことを悔いてすぐ墓参りに出かけた。すると寺にあった柄杓が、母が生前使っていた柄杓とそっくり同じだった。母は墓参りに来てほしくて夢に現れたのだろう。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

種別から探す

先祖や身内からの祀っておくれ夢枕墓参り先祖供養

大田区の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』の伝承