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封切り映画を夢で先に見た姉

所在地福岡県福岡市博多区
年代昭和三十四年
登場藤井美佐子・石崎敬子
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

昭和三十四年ごろ、博多で姉と初公開の映画を見に行った。観ていると姉が突然「この映画を見た」と言い出し、次々に起こる場面を先まで正確に言い当てて、そのとおりになった。姉は封切り作品だと聞いても譲らず、映画が終わると「損した、損した」と繰り返し悔しがった。姉にはこうした予知や既視の体験がしばしばあり、夢で先に見てしまうのだろうと語られている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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