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毎晩の飛ぶ夢と数珠で戻された生霊

所在地宮城県牡鹿郡女川町
年代現代
登場—
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

語り手が四十二歳ぐらいのとき、毎晩のように飛ぶ夢ばかり見た。母の実家へ先に飛んで行き、いとこの家の屋根へ飛んで行って窓からのぞくと、客がいて中で話しているのが聞こえた。そういう時は火の玉に見えるらしいという。毎晩飛ぶ夢ばかり見て困ると和尚に言ったところ、和尚は語り手の頭を数珠でたたきたたきして、抜け出していたいん(生霊)を呼び返したという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』は、松谷みよ子が編んだ「現代民話考」の一冊である。日本民話の会の雑誌『民話の手帖』のアンケートへの回答や聞き書き、新聞・雑誌の記事から集めた、予知夢や死の知らせの夢、死者や神仏の夢告げ、死の前後に出る火の玉、生きている人から抜け出す魂の話を各地から収める。三章それぞれの冒頭に編者の論考「考」を置き、項目ごとに代表的な語りと、県別に並べた短い報告を話者・回答者・出典を添えて載せる。

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