落雷で倒れた神木を買った家の不幸
どんな伝承か
昭和五九年頃のことである。千年以上を経た鳥宿神社の神木が、落雷によって倒れた。千年の年輪を持つ御神木ということで、これを買う人が沢山あり、二千万円位の収入となったとか。しかし、その神木を買った人の家は災難続きで、不幸が絶えないと聞くという。人の手で伐ったのではなく雷が倒した木であっても、神木であることに変わりはないという受け取り方が、語りの底にある。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)