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落雷で倒れた神木を買った家の不幸

所在地大分県日田市大山町(鳥宿神社)
年代昭和五九年頃
登場荒木きよか、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

昭和五九年頃のことである。千年以上を経た鳥宿神社の神木が、落雷によって倒れた。千年の年輪を持つ御神木ということで、これを買う人が沢山あり、二千万円位の収入となったとか。しかし、その神木を買った人の家は災難続きで、不幸が絶えないと聞くという。人の手で伐ったのではなく雷が倒した木であっても、神木であることに変わりはないという受け取り方が、語りの底にある。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。

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