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書写山の檜と欲を出す者への祟り

所在地兵庫県姫路市(書写山円教寺)
年代昭和
登場父、玉井義明、回答者
出典現代民話考 9 (木霊・蛇)

どんな伝承か

姫路には西国二七番の札所である書写山円教寺がある。その奥に白山神社が祀られ、傍らに天狗が棲むと噂される檜の大木が立っている。あたりは古くから修験の行場で、いまも信仰の目的をもたない者はあまり近づかない。この檜に触れたり拝んだりすれば、病が癒え、学問が進み、商いが栄えるといい、知る人だけが訪れる場所だという。ただし欲を出せば逆に祟られるとされ、命がけで願をかける者にだけ験があると昔から言い伝えられている。昭和の話である。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考)

『現代民話考 9 (木霊・蛇)』は、松谷みよ子が全国の回答者から寄せられた報告と各地の民話集をもとに編んだ『現代民話考』の一巻である。明治から平成にかけて語られた、伐ろうとすると祟る木・泣く木・血を流す木などの木霊の話と、大蛇やつちのこ、蛇婿・蛇女房、主や守り神としての蛇、蛇と福運などの話を、話者や回答者の名とともに収める。第一章「木霊」と第二章「蛇」を主題ごとの節に分け、各話例の後に「分布」として類話の地名と出典を並べる。

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天狗の木

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