国立仙台病院裏の乳銀杏
どんな伝承か
国立仙台病院の裏に立つ大銀杏は、別名を乳銀杏という。高さ三〇メートル、樹囲六・六メートルの巨木で、三メートルほども垂れ下がったコブがあり、これを乳房に見立てて天然記念物になっている。今もなお、乳がよく出るようにと手を合わせる婦人の姿が見られるという。かつて東北大学で教鞭をとった外国人の植物学者は、この木を世界の珍木と称したと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 9 (木霊・蛇)(松谷みよ子・現代民話考・昭和〜平成)