河原の坊に下りてきた老高僧
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どんな伝承か
宮沢賢治は先輩の金野医師に、早池峰山の七不思議の一つである河原の坊について語ったという。そこは早池峰の登山口、裾野を登りつめた岳川という清流の岸辺にあり、言い伝えでは何百年か前に天台宗の大きな寺があって修行僧も大勢集まり、随分盛んだったという。今も明け方にしんしんと読経の声が聞こえてくると噂される場所である。先年その山に登ったとき、賢治は大きな石に腰かけて休んでいた。すると山の方から、錫杖を突き鳴らし、眉が長く白い、見るからに清々しい高僧が下りてきた。登ったのは三年ほど前だが、その僧に会ったのは七百年ばかり前のようだったと賢治は語った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
あの世はあった―文豪たちは見た、ふるえた(三浦正雄・昭和50年代(1975年前後推定))
文豪たちの心霊体験(あの世はあった)/遠藤周作・三浦朱門の怪異/海外(フランス)での幽霊/怪音と怨念/あの世は存在するか
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花巻市の伝承
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