門口の石に腰掛ける亡き老女
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どんな伝承か
炭取を回した老女と同じ人の二七日の逮夜のことである。知り合いの者が集まって夜更けまで念仏を唱え、立ち帰ろうとするとき、門口の石に腰掛けて向こうを向いている老女があった。その後ろ姿は正しく亡くなった人のとおりであった。これは大勢の人が見たので誰も疑わなかった。どんな執着があったのか、ついに知る人はいなかったという。前の話では、通夜の晩に同じ老女が裏口から入ってきて、裾が触れた丸い炭取がくるくると回り、乱心して離縁された娘が、おばあさんが来た、と叫んだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。
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遠野市の伝承
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