玉川電車の幻の臨時便
どんな伝承か
地下鉄に生まれ変わるためにもうレールを外されてしまった、東京の渋谷と二子玉川の間を走っていた玉川電車の話である。砂利運搬用からサラリーマンを乗せるようになった頃、終電がとうに通り過ぎた夜半に、ひとりの女性を乗せた幻の臨時便が走った。通りがかった付近の者が、最寄りの当時は無人だった駅まで後を追って走って行ったところ、電車がホームに着いたと見えた瞬間、女もろとも電車ごと消えてしまっていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本怪談集 幽霊篇(今野圓輔・今野圓輔・日本怪談集・昭和(怪談集成))
日本各地の幽霊・人魂・生霊の実話怪談を十章+幽霊外伝に分類して集成する。