櫛田川のほとりに開かれた妙尊寺
どんな伝承か
慈雲が開いた大本山妙尊寺は、三重県を横切る櫛田川のほとりに沿って細長く延び、端から端まで一・五キロほど、敷地は四万坪ほどある。岩の突き出た渓谷は県の自然公園に指定され、鮎の季節には釣り人でにぎわう。慈雲は昭和五十七年の春にこの地を初めて訪れ、川に突き出た岩の上で日天と月天に誓いを立てた。それから四年、ピラミッドパワーやダビデの星の研究のかたわら、寺造りと霊能開発、出家者の修行に奔走し、仮本堂や荒行堂、鐘楼、僧坊、ピラミッド二基、洞窟、落差五メートルの滝の水行場を整えた。東京・大阪・山口・福岡にも寺を建て、ここでは弟子の僧十人前後と寺族や山籠りの者二十人前後が日々修行している。
原典より
昭和五十七年春、この地に初めて訪れ、渓谷に大きく突出した岩の上に立って日天、月天に対し請願して、四年の歳月が過ぎ去った。—— 日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の霊能者(前田博(編)・日本の霊能者)
『日本の霊能者』は、前田博が編んだ霊能者たちの寄稿集である。広瀬謙次郎の霊夢による予言、慈雲の神々の集会、佐藤妙栄の因縁解脱、松原照子の大予言、永田光麗の十言神呪、久遠あやの神々の警告、宮下文智の神霊治療、鶴田照子の鎮魂など、霊能者たちが自らの霊的体験や修行、予言を語った文章を収める。各寄稿の後に編者による人物紹介を付し、その間に編者の随想「霊能者のひとりごと」と、田口日勝へのインタヴューを挟む。