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杉の上から生首を投げる白衣の女

所在地宮城県仙台市宮城野区元寺小路
年代近世〜近代
登場進藤勘四郎、体験者
出典宮城県史 民俗編

どんな伝承か

二代忠宗公の頃のことという。元寺小路の観音堂前、南角に住む進藤勘四郎が夜更けに帰宅し、門の扉を開けて入ろうとすると、門ぎわの杉の上から名を呼ぶ声がした。何者かと見上げれば、髪を振り乱した白衣の女が木の上におり、そこから生首を二、三十も次々に投げ落としてきた。勘四郎が、それこそ自分の望むものだと言い放って両手を広げ受け止めようとしたところ、女も生首もかき消すように失せてしまった。あれは何であったのかと『仙台萩』は記している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

宮城県史 民俗編(茂木徳郎(「妖怪 幽霊」の章)・宮城県史シリーズ)

『宮城県史 民俗編』は宮城県の県史の民俗編で、ここに収めるのは茂木徳郎が執筆した章「妖怪 幽霊」である。山・道・木・水・海・雪・家など出現の場所による分類に沿って妖怪変化を論じ、幽霊とヒトダマ・死霊・生霊の観念を考えたうえで、県内の妖怪・幽霊・動物変化の伝承を郡・町村名を添えて集める。序説・本論・事例篇・参考の順に並び、序説では昭和二十四年の迷信調査と昭和三十年のNHK仙台中央放送局の調査にも触れる。

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生首白衣の女杉の木

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