霊魂の実在を示す証拠の数々
どんな伝承か
霊魂はあるのかという大問題に、講演者は一度や二度の心霊実験で結論を出すのは早計だと戒める。物質科学の成果も合わせ、動かぬ事実だけを根拠に推理すべきだという。近代物理学がエーテル波動の原則を明らかにしたことで手がかりが得られた。宇宙は無限の階段をなす波動から成るが、人の五感が捉えられるのはそのごく一部にすぎない。生きた人間の側からは、肉体は短期間で入れ替わるのに個性は生涯変わらないこと、体から三層の光が放たれること、死の瞬間に体重が二オンスほど減ることを挙げ、霊媒を通じた資料からは、物質化した死者の指紋、自動書記に現れる生前の筆跡、乾板に写る死者の姿などを示した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
心霊縦横談(浅野和三郎・心霊縦横談 第一輯・近代(大正〜昭和初期))
日本のスピリチュアリズム(神霊主義)の祖・浅野和三郎が大正12年〜昭和11年に発表した心霊問題の論文15篇を収める『心霊縦横談 第一輯』。