門口の石に腰掛けた老女
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どんな伝承か
『遠野物語』第二十三話は、同じ人の二七日の逮夜のことを伝える。知音の者が集まり、夜更けるまで念仏を唱えて立ち帰ろうとするとき、門口の石に腰掛けてあちらを向いている老女がいた。その後ろ姿は、まさしく亡くなった人の通りであった。これは数多くの人が見たので誰も疑わなかった。いかなる執着があったのか、ついに知る人はなかったという。著者は、この老女の向いている〈あちら〉こそ、幽霊の歩く道筋の見えるところなのではあるまいかと述べている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の幽霊たち ― 怨念の系譜(阿部正路・幽霊・文学史・昭和)
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遠野市の伝承
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