妻を連れに来た若死にの夫
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どんな伝承か
土淵村字栃内の澁川の某という男は、傷寒か何かの病気で若死にしたが、その葬式の晩から妻のところへ毎晩訪ねて来て、とてもお前を残したのでは行く処へ行けないから一緒に連れに来た、と言った。他の者の目には何も見えなかったが、その女房は毎夜十時頃になると、ほれあそこへ来た、などと言って苦しみ悶えて、七日目にとうとう死んでしまったという。三十年近くも前の話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本の幽霊たち ― 怨念の系譜(阿部正路・幽霊・文学史・昭和)
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遠野市の伝承
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