蛍光色に光るのっぺらぼうの小さな生物
どんな伝承か
一九七四年五月十五日、京都市左京区大原の旅館経営者河上むつさんは、午前一時すぎ、ゴーッという地鳴りの音に飛び起きて表へ出た。すると眼前に体長三十から四十センチほどの生物がふわふわ浮いている。のっぺらぼうで、身体全体が蛍光色に輝いていた。見たとたん両目に痛みを感じ涙がぼろぼろ出てきたので、家に戻って目を洗い、再び外へ出た。するとジューッという音が聞こえ、こまのような、周縁部が淡いピンク色の物体が右斜め上に上昇してぱっと消えた。約二か月後の七月二十二日午後十一時すぎにも同じ物体が現れ、出したままの鍋は異常に熱く、中のかぼちゃが真っ黒に焦げていた。
原典より
のっぺらぼうで、身体全体が螢光色に輝いていた。—— UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象)
『UFO遭遇事典』は、南山宏が編んだUFO現象の事典である。J・A・ハイネックによる目撃報告の分類と接近遭遇の三区分、南山によるUFO実在の根拠と研究史、並木伸一郎による一八八三年から一九七八年までの内外の事件史、UFOの飛行原理や考古学、地球外生物の生態を論じる章を収める。序章と五つの章を数人の筆者が分担し、事件史の各項には接近遭遇の種別を星印で示し、横尾忠則・手塚治虫・光瀬龍のコラムを挟む。