管制官が見た秋田空港上空の光体
どんな伝承か
一九七五年十月十七日の午前中、秋田空港ではテスト機の飛来を待って管制官や報道記者が多数待機していた。最初に気づいたのは田沢管制官で、空港の南、大森山テレビ塔の上空九百から千五百メートルのところであった。光体は何度も見え隠れし、瞬く間に場所を変えたりジグザグに動いたりした。パイロットもこれを確認して管制塔へ連絡してきた。双眼鏡で見ると楕円型の光る物体で、周りを丸く透明なドームのようなものが囲んでいた。ABS秋田放送のカメラマンが十六ミリで撮影に成功し、当日の時間帯に自衛隊のレーダーには機影が認められなかったことも判明した。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO遭遇事典(南山宏(編)・UFO・未確認現象)
『UFO遭遇事典』は、南山宏が編んだUFO現象の事典である。J・A・ハイネックによる目撃報告の分類と接近遭遇の三区分、南山によるUFO実在の根拠と研究史、並木伸一郎による一八八三年から一九七八年までの内外の事件史、UFOの飛行原理や考古学、地球外生物の生態を論じる章を収める。序章と五つの章を数人の筆者が分担し、事件史の各項には接近遭遇の種別を星印で示し、横尾忠則・手塚治虫・光瀬龍のコラムを挟む。