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三月一〇日、老僧の遠隔の命令で熊蔵は那智へ出立

所在地三重県尾鷲市(焼山)
年代熊蔵十三歳翌年三月一〇日
登場熊蔵、那智の老僧
出典霊術家の饗宴
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どんな伝承か

三月一〇日、老僧の遠隔の命令で熊蔵は那智へ出立。飲まず食わずで歩くうち老僧の声で「家で食物をもらえ」と命じられ夢遊状態で乞食したが罵声を浴びて強く覚醒。乞食を拒む反抗心が術を破り、山道に倒れ気を失った。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊術家の饗宴(井村宏次・井村宏次・霊術研究・現代(著述))

井村宏次『霊術家の饗宴』。明治末から昭和初期にかけて隆盛し、抹消された〈霊術家運動〉の歴史を発掘・復元する。プロローグで霊術家の運命を予告し、第一章では気合術師・浜口熊嶽が帝都に乗り込み九字と気合の嵐で名を上げ、明治の心霊手術を行い、実川上人のもと那智滝で仙人修行・三密の極意を得て、大阪の『真言秘密』裁判で判官臨席の気合術実験により勝利するまでを描く。

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浜口熊嶽

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