トップ > 京都府の伝承 > 京都市

二・二六事件で解散した弾圧会議

所在地京都府京都市
年代1936年(昭和11)2月26日
登場特高課長ら九十名・青年将校
出典出口王仁三郎

どんな伝承か

いっせい検挙のあと反撃の動きがないと見た当局は、大本教を根こそぎ潰す方針を固めた。一九三六年二月二十五日、内務省は全国の特高課長をはじめ司法省・文部省・検事局・憲兵隊の関係者ら九十名を京都に集めて特別会議を開き、今後の手立てを指示した。翌日は綾部と亀岡を現地視察する予定だったが、その朝に二・二六事件のクーデターが起こり、会議はあわただしく解散した。帝都の治安を預かる者も出席していたため、東京の関係者は留守中の反乱に顔色を失い、取るものも取りあえず帰京したという。

原典より

翌二十六日は、綾部、亀岡の現地視察を予定していたが、同日早朝、突如二・二六事件のクーデターが勃発したため、会議は急遽、解散した。—— 出口王仁三郎(村上重良・村上重良・近代民衆宗教史・1973年(昭和48年)) より引用
地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

出口王仁三郎(村上重良・村上重良・近代民衆宗教史・1973年(昭和48年))

『出口王仁三郎』は、村上重良が昭和四十八年に著した大本教の指導者出口王仁三郎の評伝である。丹波穴太村の小作農の家に生まれた上田喜三郎の生い立ちと修行から、出口直との出会いと大本教の拡大、大正維新と不敬事件、『霊界物語』の口述や入蒙、昭和神聖会と大弾圧、法廷での闘い、晩年までをたどる。「故山の夢」「道の大本」「人類愛善」の三章に分けて叙述し、巻末に略年譜と参考文献を付す。

種別から探す

二・二六事件大本事件

京都市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『出口王仁三郎』の伝承