藻岩山の山鳴りと疱瘡の兆し
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どんな伝承か
エンガルシュペ(今の藻岩山)は、この辺りきっての霊山とされた。岩内のあたりで雷電峠が山鳴りすると風が吹くと言って漁師が警戒したのと同じように、この山が山鳴りすると、大吹雪が来るか、疱瘡が流行するか、何か悪いことが起こると信じられ、山へ猟に入っていた者は皆逃げ帰ったという。また疱瘡がコタンに流行しはじめたとき、人々が逃げ込んだのもこの山であった。山の中腹には、カムイシュネと呼ぶ燈火が時おり見えることがあったと伝える。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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札幌市の伝承
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