十腰に一つ足りぬ大蛇の婿入り
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どんな伝承か
十腰内という地名の由来を語る話である。岩木山麓に住む大蛇が刀鍛冶の娘に恋をし、鬼人丸という若者に化けて通ってきた。刀鍛冶は、九日のうちに刀を十ふり鍛えれば婿にしようと答えた。鬼人丸は約束どおり打ち上げたが、正体を知った刀鍛冶が一ふりを隠したため十腰に足りず、若者は嫁を得られぬまますごすごと立ち去った。村人たちは後の難を恐れて、この大蛇を飛竜観音として祀ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第1巻』所収の「文化叙事伝説」48話(北海道・青森)を収める。各話は伝承地を市町村〜字レベルまで明記し、例話・類話・文献を備える。
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弘前市の伝承
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