赤蜂討伐と巫女のコバの枝
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どんな伝承か
巫祝の輩はよく蒲葵(コバ)の葉を手に持った。尚真大王が差し遣わした兵船が遠く石垣島に赤蜂本瓦を討伐したときにも、数十の巫女がおのおの枝葉を手にして浜に下り、天に号び地に呼ばわったと伝えられる。これは多分、今も平民のツカサによって拝祀される宮鳥の御嶽、あるいはクバントオーンすなわち蒲葵樹下の霊地から攀じ折り来た神の枝であったろうと著者はいう。コバの葉を扇に作るのも信仰に基づく儀式であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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石垣市の伝承
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