飢饉の奥州を衣を売りつつ歩く旅
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どんな伝承か
菅江真澄の旅の日記によれば、真澄は田山から梨木峠を越え、鹿がしきりに鳴く曲田という宿に泊まった。次の日は浄法寺を通って観音を拝み、金葛という村のあばら屋に一泊している。その翌日は末の松山を見物し、わざと町場には泊まらず小沢という寒村に宿を求めたのは、恐らくその旅の衣をまだ売ることができなかったからであろう。夕食は栗の飯に塩漬の桃を副えて食ったとも書いてある。東北はひどい天明の大飢饉の後で、ことに農村の生活は荒んでいた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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二戸市の伝承
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