墓場に瓢箪を置く新仏の盆迎え
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どんな伝承か
瓢や杓子を魂の宿りとする例として、ネフスキーが陸中遠野で聞いてきた話が挙げられている。それによれば、新仏は三年の間は盆にも家に来ることができないが、ただ代わりの物を墓場に置いてくれば来られるという。そこでその三年の間は盆ごとに墓場へ瓢箪を持って行き、これを代わりに置いて聖霊を迎えて来るのだという。死霊を恐れて駆逐した昔の魂祭が、次第に送るよりも迎える方に重きを置くように変化したものであり、各種の比佐古がこの場合に用いられるのは、魂の入れ物という意味を離れてはその起原を想像できないとされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第4巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第4巻』を全822話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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遠野市の伝承
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