ごんたく坊さん (1)
どんな伝承か
行徳・妙典の妙好寺には、美男だが大酒飲みで乱暴だった小僧ごんたくの悲話が伝わる。宝永八年五月二十八日、酔ったごんたくを持て余した村の若者や年寄りが寺の墓地の奥に穴を掘り、目隠しをして生き埋めにした。ごんたくは呪いの言葉を残して息絶え、以後関わった家々には目や足の悪い子が生まれるなど祟りが続いたため、村人は供養のため観音堂を建てて祀ったという。
原典より
この寺に伝わるひとつの悲しい物語として、ごんたく坊さんの悲劇があるんです。—— 市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第1集(市川民話の会・市川の伝承民話・昭和55年頃刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第1集』を全206話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。