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子を水難から守る湊の水神さま

所在地千葉県市川市湊(水神さま)
年代六月三十日
登場石井正夫、語り手(末尾注記で話し手として資料化)
出典市川の伝承民話 第6集

どんな伝承か

湊では川端で皆が泳いだ。竹村家の一方が、水害に遭わないようにと氏神として神様を作って祀ったのが水神さまで、水の守り神だという。土地の人全体で敬うようになってからは、川に流された子どもも船から落ちた子どもも怪我一つせず助かるようになった。ありがたいことだとして毎年祭りを続けており、祭りの日には近辺の人がみな参り、他所へ嫁に行った人まで子どもを連れて水難に遭わないよう祈りに来る。参ると賽銭をあげて菓子を手のひら一杯にもらい、それを食べながら一年を無事に過ごせるよう祈るのだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))

『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。

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