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結いと助けの違いと田植えのご馳走

所在地千葉県市川市下貝塚
年代伝承
登場松丸くに
出典市川の伝承民話 第6集

どんな伝承か

苗を育てる田をこの辺りではナーマ(苗間)と呼んだ。田植えは一軒ではこなせないので、五、六軒でエエ(結い)を組んで一緒に植え、手伝ってもらった分はエエゲーシ(結い返し)で返しに行った。これに対してスケ(助け)は、縁故のある家の人が手の回らない家へ手伝いに行くもので、返しに行く必要はない。卯の日は田植えを避けたという。田植えは一年分の米を取る大事な日なので、赤飯やおこわを蒸し、じゃがいも・そら豆・筍・ニシン・がんもどきなどを添えて、手伝いの人々にふるまった。

原典より

17 エエッコ18 源蔵梨19 越後の毒消し売り20 目下をいうことば21 子守りで行かなかった小学校22 体操の盛んだった戦前の国分小学校23 下貝塚海軍第一号24 コウジヤさんのむろへ避難25 ハチマンマイリ(1)~…—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))

『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。

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