犯人の捕まらなかった付け火と強盗
どんな伝承か
話者が八幡小学校の低学年だったころは火事が多く、とくに菅野では付け火が相次いだという。火事は半鐘で知らせ、カンカンという音がかなり広い範囲に響いた。結局その放火の犯人は捕まらなかったらしい。また戦後の混乱期には、夜に家へ忍び込んで物を盗むセンリツ強盗というのもあったと語る。
原典より
平田2 平田の川3 舟のこと4 馬車5 大正六年の津波6 関東大震災8 共同組合—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))
『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。