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NTT工事で出た鯨の骨

所在地千葉県市川市平田
年代昭和三十三年
登場石井正夫、語り手
出典市川の伝承民話 第6集

どんな伝承か

NTTを建てるために掘ったところ、いわし鯨の骨が出て来た。語り手の家の前から出たもので、背骨のようなものが二間ほど出たという。骨だけであったが、今は国分の市川考古博物館に納められている。工事の際にはテントを張って移動させ、台所は残せ、地所は自分の物だから無断で掘るなと工事屋に言ったという。工事中にも鯨の骨が出た。郵便局を木造から建て替えた時にも、いろいろな貝がたくさん出た。昔はこのあたりが海だったのだろうと語る。なお昭和三十三年に出土し、のちにこく鯨と判明したという。

原典より

本行徳1 行徳の船着き場香取1 香取さまの山車2 江戸川土手の桜3 江戸川の鯉釣り4 終戦直後の嫁入り道具5 船で嫁入り—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第6集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1998年(平成10年))

『市川の伝承民話 第6集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十年に発行した民話資料集である。昭和六十三年度から平成四年度にかけて市川市の下貝塚・八幡・平田・本行徳・香取などで聞き取った世間話・伝説・昔話・唄・年中行事・生活譚を、話者の語りに忠実に記録している。各話に話者と記録者を添え、新たに「現代若者の学校話」の部を設けて口裂け女や学校の七不思議などの怪談も収め、話者名簿・採訪者名簿・あとがきを付ける。

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