行徳の船着き場
どんな伝承か
行徳四丁目の近藤の家のあたりが船着き場だったといい、そのあたりが賑やかで、きっとそこが中心だったのだろうと語る。あの辺には宿屋も随分あったといい、田所の家も昔は旅館をやっていて、親の代からやっていたという。昔の家は格子造りであった。田所は両替屋もやっていたと聞き手が説明する。またその家では船の切符を売っていたともいい、東京の人が成田山へお参りに行くのに、いったんここで休んでから向かったという。日本橋からここまでが中心だったのではないかと語る。
原典より
香取1 香取さまの山車2 江戸川土手の桜3 江戸川の鯉釣り4 終戦直後の嫁入り道具5 船で嫁入り6 江戸川で洗濯7 ランプ8 関東大震災と朝鮮人—— 市川の伝承民話 第6集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成初期刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第6集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成初期刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第6集』を全140話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。