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転んだら袖を掛けた宮久保の袖掛けの松

所在地千葉県市川市宮久保(袖掛けの松)
年代伝承
登場當麻篤、語り手
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

宮久保の城跡へ登る道に「袖掛けの松」があり、そこで転んだら着物の袖を掛けていかないと祟りがあると言われていた。稲荷木の話者は、母の実家が稲越だったので、子供のころ兄弟で母と手をつなぎ、転ぶまいと必死でそこを通ったという。松には実際に袖がたくさん掛かっていた。最後にこの松を伐ったときには、転がって人が死んだとされ、聞き手はそれが女の子だったと補っている。話者はそうしたことはあまり信じないほうだが、何か因縁めいたものがあるのかと語っている。

原典より

昔、ほら、宮久保に「袖掛けの松」ってありましたよね。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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