徳願寺の絵と深海和尚
どんな伝承か
行徳の徳願寺には、丸山応挙が描いたと伝わる幽霊の絵と、八方睨みのだるまの絵があり、お十夜の時だけ一般に公開されるという。仏壇の裏の暗がりに掛けられた幽霊の絵は本当に恐ろしく、思わず声を上げてしまうほどだったと話者は語る。悪戯好きで知られた深海和尚を偲びながら、行徳小学校の校歌にも歌われたその名を懐かしそうに口ずさみ、寺に伝わる宝物の話をする。
原典より
だからほら、丸山応挙が泊まって、旅館泊まったときにこんな肺病の人を見てね・・・・・・――幽霊の絵ね?(和爾)その話は聞いたけど、ありますよ、あそこにね。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。