戦時中の徳願寺
どんな伝承か
広い地所を持つ徳願寺には、戦時中、水門の脇に兵隊が陣地を築き、夜間に飛行機を照らす探照灯の基地があったという。近づくと兵隊に叱られるため、話者は遠くからそっと様子をうかがったといい、二本の光が交差しながら飛行機を追いかける様子を恐る恐る見に行った当時を振り返る。寺の後ろの田んぼには菖蒲が植えられていたともいう。
原典より
ええ、徳願寺は随分地所持ってましてね。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
市川の伝承民話 第7集(市川民話の会・市川の伝承民話・平成11年刊)
市川民話の会編『市川の伝承民話 第7集』を全143話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。