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八幡の梨の祖川上善六の風化

所在地千葉県市川市八幡
年代伝承
登場川上善六
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

数年前に幕張メッセで開かれた千葉県の産物展で、各市町村が名産を出品したが、市川から出たのは梨と神輿くらいで、茄子の与一漬などを出した松戸に比べて点数が少なかったと語り手は言う。それでも市川の梨は歴史が古く、長十郎の名でも知られる。八幡で梨づくりを始めた川上善六の子孫は八幡の郵便局の家で、語り手の遠い親戚にあたるが、法事の席で尋ねると先祖の善六のことは知らず、研究者が訪ねてきて初めて知ったと答えたという。長い年月のうちに話は風化してしまうものだと語り手は嘆いている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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