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母の里の本塩へ縁故疎開

所在地千葉県市川市本塩
年代昭和十九〜二十二年頃
登場語り手、話者・体験者
出典市川の伝承民話 第7集

どんな伝承か

山田良治が塩の話を語り出す。もとは東京の日本橋にいたが、小学校四年のとき、集団疎開と縁故疎開のあった時代に、母親の出である行徳の塩焼、いまの本塩へ縁故疎開した。世話になったのが秋元商店の家である。塩作りに関わったのは昭和二十二年ごろで、当時は人手が足りなかったのか、まだ中学に上がったばかりの自分がアルバイトのように駆り出されたのだという。

原典より

長いあの前のこれ、塩の話も昔の事ですから、私まあアルバイトにねえ、当時はなんでしょうね、人いなかったんでしょうかあ。—— 市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

市川の伝承民話 第7集(市川民話の会(調査・編集)/市川市教育委員会(発行)・市川の伝承民話・1999年(平成11年))

『市川の伝承民話 第7集』は、市川民話の会が調査・編集し、市川市教育委員会が平成十一年に発行した民話資料集である。平成四年度から六年度にかけて市川市の柏井・須和田・宮久保・原木・稲荷木と国分高校ほかで行った採訪の聞き書きを、話者の息継ぎや方言を残したまま収める。世間話・伝説・昔話・唄と諺・年中行事・生活譚・現代若者の学校話の七部に分け、巻末に話者紹介と会員の採訪記、あとがきを付す。

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