戸張の神代木
どんな伝承か
戸張の神代木は、古い樫の古根である。地上から高さ一丈三、四尺のところで二つに分かれ、太さは一方が周囲一丈三尺、他方が一丈一尺五寸あり、その枝は隣村にまで及んで蒼然としている。世に無類の古木で、神代木と言われている。今は朽ちているが、その樹の洞に祠があり、この神代木の霊を祀っているという。神代木の小祠の後方には小高い塚があって、この場所からは利根川が一目の下に見渡される。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 下総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・大正~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 下総の巻』を全179話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。