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勝間田の池

所在地千葉県佐倉市下勝田(勝間田の池)
年代伝承(万葉の時代)
登場新田部親王
出典日本伝説叢書 下総の巻

どんな伝承か

「万葉集」巻三の新田部親王の歌に「勝間田の池は我知る蓮なししか言ふ君が髭なきが如」とある。左注によれば、親王が出遊して勝間田の池を見、帰っても憐愛に堪えず、婦人に、水影は濤々、蓮花は灼々として憐れむべく断腸、言い尽くせぬと語ったので、婦人がこの戯歌を作ったのだという。この池を美作国の勝間田、越前国坂井郡の勝間、大和国の勝間、下総国葛飾郡の勝間(今の松戸町)とする諸説があるが、印旛郡にも勝間田の池(今の大字勝田)があるので、この地ではないかとも言われている。印旛郡勝田村は太古の湖辺で勝間田の地名があり、古記が勝間田を勝田と書いたことから地名となり、その池をかつまたの池と呼んだのであろうという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説叢書 下総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・大正~昭和初期(推定))

藤沢衛彦編『日本伝説叢書 下総の巻』を全179話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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