孝子塚
どんな伝承か
館野村大字國分小字天神前に、伴直家直の墓塚がある。承和三年十二月、父母への孝養を尽くしたことを感じて塚を築き家直塚と呼んだが、石に年月を記さなかったため、いつからか里俗に孝子塚と呼びならわされるようになったという。續日本後紀には、家直が父母の死後も生きているときと変わらぬ供養を続けたことを称え、朝廷が位階を進め租税を免じ、孝行の門と称えたと記されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 安房の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・江戸~明治時代)
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 安房の巻』を全186話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。